株式市場のCFD 取引には、オンラインでお金を稼げる素晴らしいチャンスがあります。また、投資家とは異なり、トレーダーは株価の上昇時だけでなく、下落時も利益を生み出すことができます。ただし、株式取引で成功するには、各企業の現状や将来性:経済レポートやテクニカルな指標、競合と販売市場などの様々な要因を 厳しく検討する必要があります。しかし、CFD銘柄には、トレーダーが財務諸表や個々の企業を大がかりに監査する必要がないものもあります。これが、株価指数です。
NordFXトレーダーの武器である指数
簡単に言えば、株価指数とは、ある基準で選ばれた取引所で取引されている株式、もしくは、取引所で取引されている株式のグループの価値の変化を示す総合指標です。つまり、この場合のトレーダーの主な取り組みは、特定の国や業界の経済動向の傾向を捉えて、その動きに向けたポジションを開くことです。
ブローカーであるNordFX では、様々な株価指数の銘柄を取り扱っています。例えば、S&P500 (US500.c) は、米国証券取引所で取引されている大手企業500社の株式が含まれた指数になります。また、もう一つとても有名な指数であるダウジョーンズ30(DJ30.c)では、米国経済の様々な分野で資本金が1兆ドルを超える30の優良株が含まれています。
S&P500とダウ・ジョーンズは、よく知られており、人気があります。しかし、NordFXターミナルには、これらに劣らず、時には、トレーダーにこれら以上の利益を生み出す素晴らしい取引銘柄もあります。この一例に日経225です。
優良3500のベスト225
日経 225 (JP225)は、日本で最も重要な(重要でないにしても) 株価指数の一つです。これは、東京証券取引所第一部の非常に人気が高く活発に取引されている大手企業225社の株価の平均が単純に算出されています。つまり、この指数の値を求めるには、これらの企業の現在の株価を足して225で割ります。すなわち、日経225が28,500で各企業の株式を一株ずつ購入したとすると、合計で¥6,412,500 (¥225 × 28,500)の資金が必要になるということです。。
この計算方法の大きな問題点は、¥10,000 の株価の銘柄が、¥2,000の銘柄の5倍のウェイトを持つことになり、理由もなく小規模企業の価値を高めてしまうことです。例えば、最も高いウェイト(2017年2月6.95%)は、あまり日本国外では知られていなかったファーストリテイリング社が占めていました。
それでは、第1部とは何かを説明しましょう。東京証券取引所に上場している企業(3500社以上)は、3つのグループに分かれています。最初のグループは資本金が大きい企業で、約65%になります。次が、平均的な企業です。最後の3つめのグループが、市場の中で一番小さく急成長をしている企業になります。当然のことながら、企業の状況により、ほかのグループに移ることもあります。
東京証券取引所への上場は、可能な限り透明性が高く、非常に厳しい要求があり、知名度が高く格式のある日経225に採用されたい人には繰り返し要求は増えていきます。言葉どおりに、彼らは非常に細かく調べられます。なお、この指数には35の異なるセクターの銘柄が含まれており、トレーダーや投資家はこの国の経済の世界的なトレンドを知ることができます。日経225の採用銘柄は、少なくても一年に一度、通常は10月に見直されています。この指数の値は、取引中は15秒ごとに更新されます。
日経 225 は、日立、三菱、ソニー、ホンダ、富士通、東芝、ブリヂストン、カシオ、野村、シチズン、日産、パナソニック、トヨタ、ニコン、コダック、キヤノンなどの業界の”モンスター”であり、世界的な有名企業で、その総資本は5兆ドル以上という途方もない金額です。それもそのはず、今日の日本経済はアメリカや中国に続いて安定の第3位を維持しており、東京証券取引所の取引時価総額は、米国のニューヨーク取引証券所(NYSE)やナスダックに続き、第3位です。
ちょっとした歴史
そこで、世界経済の中で重要な役割を果たしているこの機関の歴史と日経225の由来について少し触れておきたいと思います。
東京証券取引所は、19世紀に設立された日本で最初の金融機関です。この記事の見出しを不思議に思ったかもしれませんが、日本の取引所で取引が始まった1878年は、トレーダーが取引所に訪れる場合、正装である着物を着用が義務付けられていました。
日経225 (JP225)に関しては、1950年9月7日東証第一部修正平均株価という名称で開始されました。1970年以降は、この指数の権利を日本の新聞社である日本経済新聞社が所有しています。日経という名称は、ここから来ています- "日本経済"のフレーズの略。日本は、日本で、経済は、金融や経済を意味しています。
興味深いことに、重要な経済指標がメディアによって作られたり、管理されたりしているのは、ここだけではありません。同じようにダウ工業株30種平均は、ダウ・ジョーンズ&カンパニーの創設者メンバーであり、ウォール・ストリート・ジャーナルの編集者でもあったチャールズ・ダウ氏によって発足したことを思いだせば十分でしょう。 しかし、世界の株価指数の中でも最も人気があり、認知度の高いこの指数については、別の記事で詳しくご紹介します。
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