NordFXがお客様に提供しているツールは、最も効果的な戦略であり、高速スピードの攻撃やロングポジションの奮闘に賭けて金融分野での"血"のバトルで勝利するための武器です。33種類の通貨と11種類の暗号通貨ペア、約70の主要企業の株式、6種類の主要株価指数、貴金属、原油など、これだけの量の“武器”があれば、多くのトレーダーはあらゆる局面で積極的に攻撃を仕掛けることができます。しかし、トレーダは、ある時突然、"爆薬" が足りないと感じることもあります。
メジャー、マイナークロス、エキゾチック、シンセティック
統計によると、市場の主要なシェア(80%以上)は米ドルとの通貨ペアです。一方で取引量が多いのは、米ドルとの通貨ペアとEUR、JPY、GBP、CHFといった流動性の高い主要通貨のペアです。NZD、 AUD 、 CAD もまた、これらの間にランクインすることもありますが、流動性はかなり低いです。外国為替市場で最も人気のあるペアはEUR/USDで、続いてUSD/JPY、そして、3位はGBP/USDとなっています。
なお、USD/CNH(中国人民元に対するドル)は、これらと少し間があるのでメジャー通貨と呼ぶには、まだ一般的ではないかも知れません。しかし、中国経済の急激な成長と貿易量により、元はリーダーの1通貨として見なされるべき可能性があります。
メジャー通貨との組み合わせに加え、マイナーなペアもかなり多くて人気があります。これには、上記のメジャー通貨のあらゆる種類の組み合わせが含まれますが、米ドルは含まれていません。トレーダーは、クロスレートやクロスペアといった名称をマイナーにも使っています。メジャーよりもはるかに数が多いのは明らかです。そのうちのいくつかを挙げてみましょう。例えば、EUR/GBP、EUR/CAD、AUD/JPY、CAD/CHF、GBP/NZDなどです。
メジャーとマイナーに続いて、次は、いわゆるエキゾチックと呼ばれるペアですが、トレーダーの間ではあまり人気のないペアになります。米ドルとノルウェーやスウェーデンのクローネ(USD/NOKとUSD/SEK)、シンガポール・ドル(USD/SGD)、南アフリカ・ランド(USD/ZAR)です。
そして、最後にシンセティックと呼ばれるペアです。これは、ただのエキゾチックではなく、超エキゾチックなので、リストアップするにはかなり難しいです。観光で比較するなら、例えば、南極へのエキゾチックな旅が挙げられます。それでは、例として、火星への “クルーズ” のカテゴリーはどうでしょう?
この通貨ペアの伝統的な定義は、次のとおりです: “シンセティックペアは、トレーダーがあるペアで別々の2つのポジションを開くことで独自に作成したペア” 。つまり、このペアを作る必要性は各トレーダーの心の中で生まれるので、どのブローカーも予見できないのです。
伝統的なシンセティックペアの作り方
基本的にはシンプルで、トレーダーが作成したペアは、ブローカーが提供している通貨ペアとほぼ同じです。ただ、シンセティックペアの取引では、1つではなく2つの取引が同時に行われます。例えば、EUR/NOK(ユーロ/ノルウェークローネ)ペアのロングポジションを持ちたいが、ブローカーの取引ラインにそのペアがない場合、どうすればいいのでしょうか?
二つのペアを用いることになります: メジャーなEUR/USD とエキゾチックなUSD/NOKです。 最初のペアで買い注文を出して、米ドルでユーロを買います。2つ目のペアでも買い注文を出しますが、ここではすでに米ドルを買ってNOKを売っています。このように、2つのペアで同じ量のロングポジションをオープンしたことで、1つの取引でドルを売り、もう1つの取引でドルを買ったため、ドルは排除されています。つまり、ユーロをノルウェークローネで購入したことになります。
見てのとおり、難しくはありません。しかし、ここで疑問が出るでしょう: これは、必要なのか?しかし、これはあなた次第になります。そして、両ペアのスプレッドを考慮するだけが必要になります。これは、日中の取引、ピップスやスキャルピングの効果を大きく複雑にする可能性もあります。しかし、中長期的な戦略では、気になることにもなります。ただ、スワップという操作を忘れてはなりません: これは、オープンポジションを翌日に繰り越すために、ブローカーが一定金額を発生させたり、差し引いたりするものです。スワップが自分に有利なプラスになれば、さらなる利益につながります。マイナスであれば、デポジットからしっかり差し引かれます。
非伝統的なシンセティックペア: 株式、指数、原油、金、暗号通貨
ここでは、あえて"通貨" という言葉を省略しています。なぜなら、このようなシンセティックペアには、通貨だけでなく、石油、貴金属、株価指数、暗号通貨などの他の金融商品も含まれる可能性があるためです。
NordFX には、多くの有利な点や利点があります。そのうちの一つが同一口座、同じ端末から多種多様な資産取引ができることです。この場合、例えば、市場のリスク選好が下がることを予測して、S&P500株価指数を売って日本円のような安全通貨を買うことでペアを作ることができます。
あるいは、暗号通貨のクロスペアです。現時点で、多くのアナリストはイーサリアムがいつかはビットコインを追い越すと言っています。それならば、ETH/BTCのシンセティックを作ってみてはいかがでしょうか?
中国の暗号通貨市場に対する制裁を考えると、こちらも興味深いペアです: BTC/CNH。こちらでは、どちらが勝つでしょうか? 金対アマゾン株はどうでしょうか?原油対ゼネラル・エレクトリック? 全体的に見て、選択肢はたくさんあります。NordFX が計算したところ、10,000近くあります。 しかし、このうちどれを使うか(まったく使わない)を決めるのは、前述のとおり、あなた自身です。
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